震災復興支援ミュージカル「あの空をこえて」

みなさんこんにちは☆
大学生活も残りわずかになってきた4年生のちゃるです(・∀・)
1月も後半にさしかかった1月17日(火)、私はついに
待ちに待ったミュージカル「あの空をこえて」を観に行ってきました!

You Tube大手前チャンネルで公開されています。

こちらも観てください。↓↓↓

震災復興支援ミュージカル 1/17公演より「空をこえて」

17年前の1月17日、阪神・淡路大震災により倒壊した大学校舎。
そこから立ち上がった在学生たちの実話がベースとなるミュージカルを手掛けたのは
映画『ふたたび swing me again』でおなじみの塩谷俊監督。
実話の再現を目的とし「授業を受ける学生をオーディションで選ぶ」という
本学でも例を見ない初めての形式の授業が始まった昨年2月から約1年。

プロの指導のもと、学年を問わず選ばれた18名の在学生によって実現したのが
大手前短期大学の創立60周年記念事業、震災復興支援ミュージカル「あの空をこえて」。
公演は13時~と18時~の2回。私はお昼の公演を観に行きました!

この1年の集大成として盛大にお披露目することとなったこのミュージカルは
演技もダンスも初めての学生たちが1年間かけて
監督や製作を支えた多くの方と力を注ぎ作り上げた舞台。
出演者にとって、これからの糧となる貴重な経験だったことが頷けるミュージカルでした。
大々的に公表されていただけあって取材陣の数がとにかく多い!

詳しくは知りたい方はこちらのサイトもご覧ください↓
震災復興支援ミュージカル「あの空をこえて」

写真はと梨花役の長濱さんとVOICEのミッチェル(竜也役)

出演者が着ている↑のは17年前の震災後、『夙川復興祭』で
スタッフの学生たちが着用したデザインに近いおそろいのパーカーです。

東日本大震災の起きた3月11日、主人公がタイムスリップしたのは
17年前に震災で失ったはずの姉が生き
助かったはずの自分が死んだことになっているもう1つの世界。
失意の中から立ち上がった在学生の呼びかけにより、同春
震災の爪痕を残す夙川の地で、大学と地域の復興を願い『夙川復興祭』が開催される。

ベースは実話であるものの、もちろんミュージカルというだけあって
歌ありダンスあり、客席まで降りてのパフォーマンスあり。
途中、出演者に誘われてステージで一緒にステップを披露する観客の姿も見られました。
この1年間の厳しい稽古を乗り越えてきた学生たちの演技力に熱く胸を打つ台詞。時におかしく
時に悲しい震災復興への道のりを描いたストーリーに思わず目頭を押さえるお客さんも。
私も出演者の心のこもった歌声を聞くたびに号泣(T∀T)

数えきれない奇跡の上に、いま自分が生きていてること
私たちの日常が“奇跡”の連続であることを改めて実感させられました。

ミュージカルが終わると会場出口では出演者がお出迎え。
興奮冷めあらぬ舞台への激励の言葉や握手を交わすお客さんも。

会場では東日本大震災への支援募金も行っていました。

大手前大学の歴史を、ミュージカルとして形に残すだけでなく
このミュージカルから新たに生まれた、復興を願う多くの人の思いが
被災地の方々の希望のひとつになることを願います。

「あの空をこえて」出演者からいただいたコメントはこちら: