柏木隆雄学長トークライブ【19世紀フランス挿絵本の魅力】
こんにちはあっちゃんです(*^_^*)
今回、あっちゃんはめぐみんと一緒に
11月21日(水)メディアライブラリーCELLで開催された柏木隆雄学長の講演に行ってきました!!
講演では、柏木学長自ら集めておられる貴重な挿絵を手に取って
挿絵の素晴らしさを知ることができました。
まず始めに、柏木学長は
「19世紀半ばのフランスの挿絵本は大変貴重なものです。
日本も西洋も印刷の技術が十分に発達していない時代では、出版は作者にとって、
今と違って売れた数がそのままお金になるようなことはありませんでした。
それでも、作者が本を書いたのは作者の主張を多くの人に伝えたかったからです。
19世紀になって識字率があがり、印刷技術の革新、製紙業の隆盛とともに、
版が大きな事業になり、豪華な挿絵本も出てきました」と具体的に挿絵本を
手に取って説明されました。
当日、見せてもらった挿絵や書籍を紹介します!
この挿絵は、本の中に描かれている挿絵であり、実際に色塗り師が塗ったものです。
白黒の挿絵より色を塗った挿絵のほうが物語の様子が見えてきそうです(#^.^#)
貴族の女性が持ち物として持っていた本です。
ちょうど手に収まるぐらいの大きさで貴族の女性がパーティなどでちょっとした合間に
上品に見えるということで読んでいるふりをしていたそうです(ー_ー)!!
上の写真は『人間喜劇』という本の中に描かれている
初版の挿絵です
奥行があり、独創的です
同じく、下の写真は復刻版の挿絵ですが...
奥行がなく、 のっぺり(^_^;)
現物を見ると違いがよく分かるのですが…
写真で違いを上手く伝えられないのが残念です(>_<)
柏木学長の講演では、
挿絵を通して時代を感じることができおもしろかったです(*^_^*)
また、第2回、3回とこのトークライブを続けて行きたいとお話していらっしゃたので、
またぜひ参加してみようと思います
以上 あっちゃんでした